blackphantomのブログ

早期リタイアを目指すサラリーマンのブログです

どこまで生きるのか

早期リタイアを考えると、実は一番重要なのが何歳まで生きるのかということです。
あまり最初には来ない話題の気がしますが、実は非常に重要な問題です。

早期リタイアの問題には常に資金問題が付きまといます。
極論すれば、早期リタイアが可能な条件というのは、「一生働かないで済む金があるかないか」、それだけなわけです。
事実、余命1年なら、1年分の貯蓄しかいりません。

私は、独身男性ですので、男の平均寿命から見てみます。
2015年の統計ですと、男性の平均寿命は80.79歳と出ています。だいたい81歳ですので、私の余命は約35年ということになります。
(正確には、平均余命というのは平均寿命から計算するものではないんですが、日本では誤差の程度なので無視します)

とはいえ、平均寿命までしか生きないと考えて、それ以上生きてしまったけど金がないというのではどうにもなりませんから、少し余裕を設定して、85歳と考えます。そうすると、39年の余命となります。

ざっくりいえば、この後の人生で必要な費用というのは、
  年間に必要な費用 × 余命
で計算できます。
(これが早期リタイアに必要な「貯金」ではないのですし、これがすべてでもないのであくまでざっくりです)

なので、私はこの余命を
 85歳 - 現在の年齢 
で計算してきました。(それが現在だと39年ということです)

早期リタイアに必要な金額は他にも要素があるので、後日書きたいと思いますが、この平均余命の計算、実は別の数字もあります。

というのも、独身男性の平均寿命70歳程度であるというデータがあるからです。
こちらの数字を計算に入れると、75歳まで生きると考えて、私の余命は29年ということになります。

もちろん、実際の余命がどのくらいかは、死ぬときにならないとわかりません。
ですが、ただ、どちらにしても、余命を設定しないと早期リタイアの資金計算はできないのは事実です。基本的には39年の余命で計算してゆきますが、場合よっては29年で割り切るかもしれません。

自分の余命を割り切るというのも難しい話かもしれませんが、ある意味ドライに考えないと計算ができないというのも事実なのです。